COCORON利用規約
第1条(定義)
本規約において使用する以下の用語は、各々以下に定める意味を有するものとします。
(1) 「カウンセリング契約」とは、本サービスを通じて相談者とカウンセラーの間で成立する、カウンセラーが相談者にカウンセリングを提供し、相談者がカウンセラーに対して報酬を支払うことを内容とする契約を意味します。
(2) 「カウンセラー」とは、カウンセリング契約に基づきカウンセリングを提供する者をいいます。
(3) 「カウンセラー情報」とは、カウンセラーの氏名、年齢、連絡先、経歴、専門分野その他当社が定める情報をいいます。
(4) 「相談情報」とは、相談者の氏名、住所、相談内容その他当社が定める相談に関する情報を意味します。
(5) 「相談者」とは、カウンセリングを受けることを希望する者をいいます。
(6) 「報酬」とは、カウンセリング契約に基づき、相談者が当社を通じてカウンセラーに支払う、カウンセリングの対価を意味します。
(7) 「当社」とは、COCORON株式会社をいいます。
(8) 「本サービス」とは、当社が提供する「COCORON」という名称のサービスを意味し、カウンセリングの機会の提供、相談者からの報酬の代理受領、カウンセラーへの報酬引渡し及びこれらに付随する役務をその内容とします。
(9) 「本サービス利用料」とは、カウンセラーが当社に対して支払う本サービス提供の対価を意味します。
(10) 「本規約」とは、COCORON利用規約をいいます。
(11) 「利用者」とは、相談者及びカウンセラーを総称していいます。
第2条(適用)
1. 本規約は、本サービスに関する利用者と当社の間の本サービスに関わる一切の関係に適用されます。
2. 当社が当社ウェブサイト上で掲載する本サービスの利用に関するルールは、本規約の一部を構成するものとします。
3. Zoomや決済サービスなど、第三者が提供しているサービスについては、当該サービス提供者の規約が適用され、本規約は適用されません。
第3条(利用者の登録)
1. カウンセラーとなろうとする者は本サービス上でカウンセラー情報及び当社が別途定める書類を提出し、カウンセラーとしての登録を申請します。
2. 相談者となろうとする者は本サービス上で当社が定める情報を当社に提出し、相談者として登録することができますが、登録せずに本サービスを利用することもできます。
3. カウンセラーとなろうとする者は、当社が相談者になろうとする者に対してカウンセラー情報を提供することについて同意します。
第4条(カウンセリング契約の成立)
1. 本サービス上で、当社は相談者に対してカウンセラー情報の一部を提供し、相談者はカウンセラーに対して相談情報を示してカウンセリング契約の締結を申し込みます。
2. 本サービス上で、カウンセラーが相談に応じる旨を相談者に対して返答した場合、当該時点で相談者とカウンセラーの間にカウンセリング契約が成立します。
3. 相談者は相談前日まではカウンセリング契約を解約できるものとし、また相談者が次条に定める報酬の引渡しを行わなかった場合、相談者はカウンセリング契約を解約したものとみなされます。相談者は相談当日以降の解約はできないものとします。
第5条(報酬の受領代行)
1. カウンセラーは、報酬の受領代行業務を当社に委託するものとし、相談者はカウンセリング契約成立後、相談の前日までに当社に報酬を引渡します。ただしカウンセリング契約成立当日に相談を実施する場合は、相談者はカウンセリング契約成立後直ちに当社に報酬を引渡すものとします。
2. 相談者が当社に対して報酬を引渡したことをもって、相談者のカウンセラーに対する報酬支払債務は消滅します。
第6条(本サービス利用料)
1. カウンセリング契約が成立した場合、カウンセラーは、当社に対して報酬の10%相当額(消費税別途)を本サービス利用料として支払います。
2. 当社は本サービス利用料を、第8条に基づきカウンセラーに対して報酬を引渡す際、当該報酬から控除する方法で受領します。
第7条(相談の実施)
1. カウンセラーはカウンセリング契約に従い、相談者から相談を受け、回答を提供します。
2. 相談者及びカウンセラーは、相談完了後、それぞれ当社に対して当社の別途定める様式よりカウンセリング終了報告を行います。
第8条(カウンセラーへの報酬の引渡し)
当社は、相談者及びカウンセラーから相談終了報告を受けた日が属する月の翌月末までに、カウンセラーが指定した銀行口座に振込む方法で、相談者から受領した報酬から本サービス利用料を差し引いた後の金額を、カウンセラーに引渡します。
第9条 (本サービス外での取引の禁止)
1. 相談者は、本サービスを通じて知った又は知り得たカウンセラーとの間において、1年間、自ら又は第三者をして、本サービスを利用せずに一切の取引を行ってはならず、また、カウンセラーに当該取引をもちかけてはならないものとします。
2. カウンセラーは、本サービスを通じて知った又は知り得た相談者との間において、1年間、自ら又は第三者をして、本サービスを利用せずに一切の直接取引を行ってはならず、また、相談者に当該取引をもちかけてはならないものとします。
3. 相談者及びカウンセラーは前2項に該当し得る取引の申出を受けた場合、当該申出を受けた旨を速やかに当社に報告するものとします。
4. 相談者またはカウンセラーが第1項又は第1項前3項の規定に違反した場合、その者は当社に対し、前2項に違反して行われた取引が本サービスを利用して行われたとした場合において生じていたと認められる本サービス利用料の総額の5倍の金額を違約金として支払うものとします。
5. 前項の計算に基づく金額が50万円を下回る場合には、違約金の額は50万円とします。
6. 当社が前2項に規定する違約金を超過する金額の損害を受けた場合、当社は当該超過額について損害の賠償を請求することができるものとします。
第10条(当社の免責)
1. 当社はカウンセリング契約の当事者とはならず、またカウンセラーへの相談または相談者へのカウンセリング提供を行う主体とはなりません。
2. 当社は相談者に対しカウンセラーを紹介する義務を負うものではないものとします。
3. 本サービスに関連して相談者とカウンセラーの間において生じた紛争については、相談者及びカウンセラーの責任において処理及び解決するものとし、当社はかかる事項について一切責任を負いません。
4. 当社は、本サービスの提供の中断、停止、終了、不能又は変更、カウンセラー登録の取消、データの消失又は機器の故障若しくは損傷、その他本サービスに関連して相談者又はカウンセラーが被った損害につき、賠償する責任を一切負わないものとします。
5. 当社は、本サービスに関連して利用者が被った損害について、当社に故意又は重過失があった場合を除き、一切賠償の責任を負いません。
6. 当社は以下の各号に掲げる事項につき保証を行いません。
(1) 本サービスの利用によりカウンセリング契約が成立することまたは報酬を得る機会が得られること
(2) カウンセラー情報または相談情報が真実であること
(3) カウンセラーの行為が法令、業界団体の内部規則、就業規則等に適合すること
第11条(禁止行為)
利用者は、以下の各号のいずれかに掲げる該当する行為をしてはなりません。
(1) 当社、他の利用者その他の者の信用もしくは名誉を毀損し、または知的財産権、肖像権、プライバシー権その他の権利を侵害する行為
(2) 本サービスを通じて入手した情報を、カウンセリング以外の目的に利用し、又は第三者に開示若しくは提供する行為
(3) 自己の名義を他人に利用させた、他者になりすました、相談依頼またはカウンセラー登録その他登録名義を不正に利用する行為
(4) 当社の事前の承諾を得ることなく、カウンセリング提供を第三者に行わせる行為
(5) 法令、業界団体の内部規則、就業規則に反する行為
(6) 利用者自身が秘密保持義務を負う情報を開示する行為
(7) その他、当社が不適切と合理的に判断する行為
第12条(相談者の表明保証)
相談者は、本サービスを利用するいずれの時点においても、以下の各号に掲げる事項が真実であることを表明し、保証します。
(1) 相談情報はカウンセラーに対して相談したい事項を正確に記載したものであること。
(2) 成年被後見人、被保佐人又は被補助人に該当しないこと。
(3) 未成年者に該当する場合は親権者の同意を得て本サービスを利用すること。
(4) 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。)に該当せず、また資金提供等を通じて反社会的勢力等との関わりがないこと。
(5) 上記各号の他、本サービスの趣旨・目的に鑑みて不適切であると判断される事情がないこと。
第13条(カウンセラーの表明保証)
カウンセラーは、本サービスを利用するいずれの時点においても、下記の各号に掲げる事項が真実であることを表明し、保証します。
(1) カウンセラー情報が真実かつ正確であること。
(2) 当社に提出する書類が真正であり、内容が正確であること。
(3) 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人に該当しないこと。
(4) 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。)に該当せず、また資金提供等を通じて反社会的勢力等との関わりがないこと。
(5) 犯罪歴を有していないこと。
(6) 業法違反、資格はく奪、業界団体における懲罰その他これに類似するペナルティを受けたことがないこと
(7) カウンセリングに関連してカウンセラーが提供した全ての情報及び資料は、合法かつ正当な方法で収集及び編集され、第三者の権利を侵害しないこと。
(8) 上記各号の他、本サービスの趣旨・目的に鑑みて不適切であると判断される事情がないこと。
第14条(相談者の誓約事項)
カウンセラーは下記に掲げる事項につき、誓約するものとします。
(1) 相談者に対しカウンセリングを提供している間は、常に誠意をもって、専門性を有する職業人として期待される態度やマナーに従い、最善を尽くして対応すること。
(2) 自身の有する知見を最大限に活用し、誠実にカウンセリングを提供すること。
(3) カウンセラーに課せられる租税については、法令上必要となる源泉徴収を除き、カウンセラーの費用と責任でこれを負担及び処理すること。
(4) カウンセラーは、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の取扱いにあたっては、本規約のほか、個人情報保護法及び関連ガイドライン等を遵守すること。
(5) カウンセラーは、本サービスを通じて取得した相談者の個人情報を、本サービスに関連するカウンセリングの提供以外の目的(相談者に対するメール広告等の広告、勧誘行為等の目的を含みますが、これらに限りません)で利用しないこと。
第15条(利用者の賠償等の責任)
1. 利用者は、当社に損害を与えた場合、当社に対しその損害を賠償しなければなりません。
2. カウンセラーが、本サービスに関連して相談者もしくは第三者からクレームを受けまたはそれらの者との間で紛争を生じた場合には、直ちにその内容を当社に通知するとともに、カウンセラーの費用と責任において当該クレーム又は紛争を処理し、当社からの要請に基づき、その経過及び結果を当社に報告するものとします。
第16条(秘密保持)
カウンセラーは、相談情報を相談への回答のためにだけ利用するとともに、第三者に開示又は漏洩しないものとします。
第17条(本規約に関連する譲渡等)
1. 利用者は、本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡その他の処分をすることはできません。
2. 当社は、本サービスにかかる事業を第三者に譲渡(事業譲渡、会社分割その他態様の如何を問わないものとします。)した場合には、当該譲渡に伴い本規約に基づく権利及び義務並びに利用者に関する情報を当該譲渡の譲受人に譲渡または移転することができます。
第18条 完全合意
本規約は、本規約に含まれる事項に関する利用者と当社の完全な合意を構成し、本規約に含まれる事項に関する利用者と当社の事前の合意、表明及び了解に優先します。
第19条 準拠法及び管轄裁判所
本規約の準拠法は日本法とし、本規約に関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。